結局カラーバーってどんなもの? テレビ局スタッフに聞いてみた

カラーバーの放送を担当しているのは、「マスター」と呼ばれる主調整室で働くスタッフ。番組やCMを決められた時間通りに放送し、映像や音に異常がないかなどを監視する、テレビ局の心臓部ともいえる場所です。
チューリップテレビで18年間マスターを務める牧野瑛さんに、カラーバーの意味を聞いてみると――。
チューリップテレビ放送技術部 牧野瑛さん
「あのカラーバーは色の基準レベルっていうのを表していて、『みんなこの基準をもとに番組を作りましょう』というふうにやっています」
チューリップテレビ放送技術部 牧野瑛さん
「テレビで色合いを表現するとき『赤はこの数値』『黄色はこの数値』というふうに数値化されています。その数値化されているものを実際に機械で確認するんですけど、その色合いが問題ないかというのをカラーバーの映像で見ています」
例えば、同じ赤色でも見え方は人それぞれ。この基準が示されていないと、ある番組ではオレンジ色に見えたり、別の番組では紫色に見えたりする可能性があります。視聴者が混乱しないように、それぞれの色の統一した基準を示しているのです。
そして、あの「ピー」という音もまた、番組での音の基準を示す大切なものだといいます。
チューリップテレビ放送技術部 牧野瑛さん
「あの音を基準にして番組制作の音量というのは決まっているんです。音のレベルをめちゃくちゃにすると、急に音が高い番組が始まってしまうとか、それは演出でもなんでもない。」
「平坦な音じゃないと、どのレベルで合わせたらいいのってなっちゃうので、どうしても『ピー音』っていうのは出てくる」














