青森県は、地震などの災害が発生した際に、ブロック塀の安全点検などを行う協定を、工事業者で作る団体と結びました。同様の協定締結は全国で初めてです。

ブロック塀の安全対策について青森県と協定を結んだのは、県内の工事業者で作る、青森県エクステリア協会です。
県は、2018年の大阪北部地震でブロック塀が倒壊し、2人が死亡したことを受け、市町村の耐震改修事業に対し補助をしていますが、今回の協定では、県が要請すれば、協会が緊急輸送道路や通学路にあるブロック塀の安全点検などを行うことになります。

※青森県エクステリア協会 中川和彦会長
「(ブロック塀は)1.2メートル以上の高さのものであると、倒れた時に人の命に関わるので、そうした所を注意していきたい」

同様の協定締結は全国で初めてで、青森県は、今回の取り組みを全国へ発信したいとしています。