◆財政問題、人口問題について活発な議論

参加した3人の間では、まちづくりや財政、街の活性化などの課題をめぐって活発な議論が交わされました。1979年の107万人をピークに去年12月時点で92万人余りまで人口が減少している北九州市。その対策としての子育て支援などについて、それぞれの考えが示されました。

武内氏「今回ここで初めて公表させていただきますが、北九州市の子育て支援拡充策というのを打ち出したいと思っています。3つありまして、保育料の第2子以降の完全無償化。病児保育利用料の完全無償化。学校給食についてはすべて一気に無償化をするのではなくて、まず品質を上げていく」清水氏「私は人口よりも少子高齢化していることが問題である。人口ピラミッドを健全化していく。若い方の比率を高めていく。若い方が働いて納税してくれないと、高齢者の方を支えることもできない」永田氏「子育て支援さらに強化していきながら、子供医療費・高校生まで全部無料にする。給食費も無料にする。国保料も子供の均等割りについては無料にする。この3つのゼロを子供政策で掲げていますけど、さらに子育て支援をしっかり強めていきながら、現役世代の皆さんを応援していきたい」

5市合併で誕生してから今年60年の還暦を迎える北九州市。その新たなリーダーに選ばれるのは誰なのか。北九州市長選挙は今月22日告示・来月5日投開票です。