“仲間のために戦う”
鍛え直す身体も、自分一人のためではない。
それは、“仲間のために戦う”という、島村春世のバレーボールフィロソフィー。
「バレーボールという競技は、コートの中の『お互いの徹底的な助け合いのスポーツ』。自分のスタッツ(数字)がいくら良くても、最終的にチームが勝たなきゃプロとしては何の意味もない」
ミスが続いた時、仲間に助けられて勝たせてもらった試合が どれだけあったか。 その経験こそが、島村春世の原点にある。
「『助けてもらった分、今の代表に、何か特別なものを返せているのかな?』 そう自問した時、 『まだまだ自分の力は足りない』と思う。だからこそ、 偉そうに“ベテランの存在感”を出すのではなく、 もっと成長し、もっと仲間のために働きたい」
チームへの想い。
「誰か一人のスパイカーの調子がダメでも、 周りの5人が必死にカバーすればいい」
「逆に自分がダメなら、 『ごめん、今日ブロードのタイミングが全然ダメ。 最低限ブロックの壁だけは絶対に閉じるから、 ちょっと後ろのレシーブ助けて・・・!』 って素直に言えばいい」
弱点を補い合える“クリアなコミュニケーション”。 言葉を交わさなくても分かり合える“本物の絆”。 それが今の日本代表にはある。
「最年長として、 その絆をつなぐ“潤滑油”になりたい。」
全てはチームのために。
「コートの上のメンバーのみんなが、何の不安もなく『生き生きとプレー』して、自分の良さを100%出してくれればそれで一番いい。そこの『周りの選手をいかに生き生きさせるか』っていうところを、私はミドルとして一番コートの中で意識している」

















