種イモ異常検知 実用化目指す

安平町の農研機構種苗管理センター。全国の農協などに供給する、ジャガイモの種イモを生産しています。
いまの時期に欠かせないのが、病気や生育不良の苗を抜き取る作業です。

農研機構種苗管理センター胆振農場 西口杏菜さん
「この2株は、通常の株と比べると葉の形に異常がある。抜き取り対象になります」
「6月から8月にかけては、この抜き取り作業がメインの業務になります」
「多い日だと1日10km以上は歩く日もあります。体への負担はかなり大きいと感じる」

この負担を軽くしようと、農研機構が5年ほど前から試験開発しているのがこちらの機械。
白い日よけカバーの中には、カメラが6台設置されています。

AIで、じゃがいもの苗に病気がないかを見つける、新たなシステムです。

農研機構種苗管理センター連携推進課 小林華代子課長
「真上から撮影をしていく。異常と思われるものがあればシステムが検知して、人に知らせる仕組み」
実際に使っている様子を見ると…?
「ピー」(検知音)
鳴り響く警告音。止まって、足元の苗を確認します。すると…


農研機構種苗管理センター連携推進課 小林華代子課長
「ほかの株と比べて葉の表面の凸凹がおかしい、葉の色がふつうは濃い色一色だが、淡い黄色とまだらになっているのが異常、AIが異常なこの株を検知した」
膨大なじゃがいもの葉の画像データを学習したAIが、異常と判断したのです。

手作業と比べると、作業効率は6倍にアップするといいます。
農研機構は3年後の実用化をめざしています。














