「静かに本を読む場所」のイメージが強いマチの図書館ですが、最近の図書館は「おしゃべりOK」だったり「読み聞かせの場」だったりと、読書スタイルが変化しているようです。

胆振の伊達市です。約半世紀にわたり市民に親しまれた、市立図書館の建て替えが進んでいます。

中に入るとまず、大きな窓が迎えてくれます。道産材をふんだんに使った温かみある本の森に生まれ変わります。

株式会社山下設計・柴田俊介さん
「これからの図書館というのは本を読むだけじゃなくて、そういう目的じゃない人がふらっと来て本を読む以外のくつろぎ方ができるような、そういう図書館が望まれていると思います」

閲覧スペースはゆとりを持たせた設計で座席数は、現在の40席から3倍の120席が用意されます。

そして、最大の特徴はこのスペース。子ども連れの家族向けにカーペットを敷き、「読み聞かせ」スペースを設けます。

伊達市・堀井敬太市長
「伊達に来たらここがおもしろいよ(という図書館にしたい)」

私語は厳禁、黙々と読書に耽るイメージがある「図書館」ですが、実は、こちらの図書館は、開館日の午前中は「おしゃべりOK」にぎやかな図書館なんです。

新しい図書館も、このスタイルを引き継ぐことにしています。

伊達市・堀井敬太市長
「どうしても読むだけ、借りるだけだと自分の頭で完結してしまうようなケースが多いかなと思うが、自分から発信したり他者から色んな声を聞いたりと双方向で学びあえるとより学習効果が高いかなと」

読書だけではない市民の「サードプレイス」に。新しい伊達市立図書館は11月3日の開館を予定しています。