「それがなぜ正しいのか誰も答えてない」
中選挙区制は1つの選挙区から複数人が当選する制度で、有権者は候補者1人にしか投票できません。

これに対し、石破前総理が提唱する中選挙区連記制は有権者が複数の候補者に投票できる制度で、多様な民意を議会に反映させ、小選挙区比例代表並立制が抱える「党本部の意向が重視される」といった課題の解決が期待できるとしています。

選挙制度を巡っては、今国会で審議入りしていた議員定数削減法案の成立が先送りされました。法案の内容は与野党の協議会で1年以内に結論が出なければ、比例代表の定数を自動的に45議席削減するというもので、石破前総理は反対しています。
石破前総理
「決まらなければ自動削減なんてのは聞いたことないよね。今までね。それって議会の否定じゃないですか。小選挙区のウエートを増やす。比例区のウエートを減らすってことであれば、じゃあ比例代表を並立させた意義の少数意見の尊重ってどうなるのっていうことにも答えが必要じゃないですか。それはなぜ正しいのっていうことに誰も答えてない」

平成の政治改革を主導した石破前総理は今、令和の政治改革の必要性を訴えています。
石破前総理
「世界に占めるGDPって小選挙区導入した頃は、全世界GDPの18%を日本は持っていた。今4%。何でこんなことになっちゃったのっていうことを考えた時に『いやそれ政治の仕組み関係ないよ』とは言えないよ。選挙制度に問題あったんじゃない?有権者の意思がきちんと反映しない選挙制度になってたんじゃない?ってことは、やっぱり我々自分が当選するしないと別に議論すべきでしょうね」

石破前総理は有権者の意思が選挙結果に反映されないということが続けば制度そのものの信用性がなくなると指摘していました。それは政治不信や政治離れに直結するものだと感じさせられます。石破前総理が提唱した中選挙区連記制を巡っては、国民民主党も選挙制度改革案をまとめています。国会での活発な議論を期待したいと思います。














