有権者の意思と違うようなことが起こっている
法案は1994年1月に成立。衆院選は中選挙区制から小選挙区比例代表並立制に移行しました。導入から32年。制度の設計者でもある石破前総理に比例代表制を巡る問題点について聞きました。
毛田キャスター
「比例代表制というのは民意を広く反映する一方で、不祥事や問題を起こした議員の救済措置となっていることに強い批判の声があります。この点についてはどんなご見解をお持ちですか」

石破前総理
「問題のある議員さんの救済策になってみたり、選挙区の得票では3番目4番目みたいな人が(開票してみたら)当選してるとかね。そういう有権者の意思と違うようなことが起こっているっていうのは事実でしょうね」

県内ではことし2月の衆院選で自民党現職の田畑裕明氏が無断・架空党員登録問題を理由に地元・富山県連の公認候補選考から外されました。
しかし、党本部は比例で公認。田畑氏は当選しました。

毛田キャスター
「地方からノーを突きつけられた議員が票の配分によって、すなわち政党名を書いた票の配分によって当選するということで、これは一体誰の負託に応えているんだという疑問が生じると思うんですね。ここに民主主義のあり方として、問題、課題があると私は思うんですがいかがでしょうか」

石破前総理
「そうですね。だからその人を選んだんじゃないよと。党に入れたんだからねっていうことだし、じゃあ党は最初から比例名簿の順番を全部出してれば別だけど、そうでもない場合もあるわけですよね。やっぱり党の順番の決め方と地方の民意。そこをどうやって一致させるかって工夫はより必要なんだと思ってますけどね」















