周辺国へ拡散… 東南アジアで広がる詐欺拠点

ただ、国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」は、一部で警察と犯罪組織の癒着が続いているなどと指摘。中国系の詐欺組織とのつながりがある関係者は、上層部の多くが野放しになったままだと明かします。

中国的詐欺組織 関係者
「(当局者が)事前に『拠点が摘発されるから、捕まりたくなければ先に引き揚げなさい』、『拠点を撤収するか、別の国へ移りなさい』と組織に知らせるようなケースは今でもあります」

この関係者が見せたのは、カンボジアからラオスに拠点を移したという中国人幹部からのメッセージ。

中国的詐欺組織 関係者
「これは『ラオスで働く人を募集している』という内容。組織はただ拠点を他の国へ移し、再び活動を拡大しようとしているだけ」

カンボジアで取り締まりが強化された詐欺拠点でしたが、最近はラオスやインドネシアなどでも日本人を含む詐欺組織が活発に動いているとみられ、東南アジア全域に広がろうとしています。