“詐欺帝国”カンボジアで進む“詐欺拠点の撲滅作戦”

国際的な圧力の高まりを受け、カンボジア政府は2025年から“詐欺組織の撲滅作戦”に乗り出し、多くの大規模拠点が摘発されました。

2025年11月に訪れたプレイベン州の巨大な詐欺拠点は、日本人を含む2万人近くのかけ子らが収容されていましたが、2026年6月、改めて取材してみると...

記者
「こちらはカンボジア国内でも最大級の特殊詐欺拠点とされていた場所です。今は当局の摘発を受けて、中には誰もいなくなっていて静まりかえっています」

拠点は閉鎖されてもぬけの殻となり、現在は地元警察が管理していました。

一方、プノンペン郊外の空港では、詐欺拠点で摘発された様々な国籍の外国人が、連日のように強制送還されています。

撲滅作戦を指揮するカンボジア政府の高官は、JNNの単独インタビューに対し、取り締まりの成果をこう強調しました。

カンボジア政府 オンライン詐欺対策委員会 チャイ・シナリット上級相
「我が国の法律には確かに抜け穴が存在していましたが、(詐欺対策)の法整備を進め、明確な戦略を打ち出しました。(これまでに)400か所以上の詐欺拠点を摘発し、100%といっても過言ではないほど、詐欺拠点の壊滅が進んだと確信している」