日本でも過去最悪の被害が出ている特殊詐欺。騙されて海外の詐欺拠点に連れ去られ、犯罪に巻き込まれる日本人も後を絶ちません。こうした犯罪の温床になっているのがカンボジアです。“詐欺帝国”といわれる国で、いま何が起きているのでしょうか。
カンボジアで摘発が相次ぐ日本人詐欺グループ
JNNが入手した、カンボジア拠点の日本人詐欺グループが4月に摘発された際の映像です。

マンションの部屋には日本の警察のポスターのほか、ニセの制服、ニセ警察手帳など、警察官を装うための小道具が。
日本に住む高齢者などの個人情報や、資産状況を聞き取ったとみられるリストも押収されました。

カンボジア・プノンペン警察サイバー犯罪対策室 シン・チャンダラ副室長
「日本人は警察官を偽装するためにAIを活用していたことが分かった。ウェブカメラの機材などを使って(詐欺被害者との)ビデオ通話で映像加工していた」
マンションを捜索した現地当局は日本人5人を拘束し、特殊詐欺に関与したとして起訴しました。
カンボジアではこのところ、特殊詐欺に関連した日本人の拘束が相次いでいますが、一方で、日本人が意図せず、詐欺組織に巻き込まれてしまう人身取引の問題も深刻化しています。














