「5歳の息子は、同年代の子より落ち着きがないように感じます。発表会のダンスの振り付けなど、みんなと同じように覚えていますが、食事の時に席を立ったり、家でも同じように別のことをしたりします。注意しているのですが、あまりきつく言うのも良くないかもと思い悩んでいます」
NBCラジオ『あさかラ』の「子どもの健康相談室」に寄せられたこのお悩みに、長崎市のやなぎクリニック・栁忠宏先生がアドバイスを送りました。栁先生は、この相談内容だけでADHDかどうかを判断することは難しいとしたうえで、家庭でできる関わり方や、子どもの成長を後押しする声かけについて解説しました。
「この内容だけでは判断できない」と前置きしたうえでのADHDの捉え方
保護者から寄せられた「落ち着きのなさ」への心配に対し、栁先生は「この内容だけだと、明確に『こうです』というのはなかなか難しいのですが」と前置きしたうえで、番組でもよく質問に上がるADHDについて、「生活する場面が変わったときの行動」に触れながら説明しました。

栁先生は、ADHDでは生活する場面が変わっても同じような落ち着きのなさが見られることが多いと説明。「例えば、自宅だけとか、学校・保育園・幼稚園だけではなく、場面が切り替わっても大きく変わらず、どこでもちょろちょろするところがある」と話します。
今回の相談は食事の場面だけの内容であったことから、栁先生は「絶対にADHDだとも、違うとも言えないんですけど、多分、普通に5歳ぐらいの活発な子なのかなという印象は受けますね」という見方を示しました。














