家族と逃げ回った壮絶な体験
母親や兄弟とともに幼い妹を乗せた乳母車を必死に押し、寺本さんは、降り注ぐ火の粉を払いながら逃げ回りました。

寺本至孝さん「ゴーゴー、低空で飛ぶB29の爆音が鳴り響き、焼夷弾が空で花火のように輪を描きます。やがて火のついた焼夷弾が大雨のようなザーという音を立てて斜めに降り注いできました」

寺本さんはその壮絶な体験を自ら紙芝居として描き、語り続けています。
寺本至孝さん「(戦後の教育で)世界中の国と仲良くしていけば、戦争は防げると。それから80年経ちましたが、心配な世の中になったと思います」














