母国語で届ける訳 外国人選手の育成

この日、室内練習場で打撃特化練習に取り組んでいたのは、ふたりの外国人選手でした。

その指導にあたっていたのは、ドミニカのアカデミーから招かれた臨時コーチです。

城島CBO
「今日は外国人のふたりが打撃特化なんだけれども、ドミニカのアカデミーからコーチを臨時で、年何回か来てもらっている。その人が来ている時に、日本人のコーチじゃなくて、母国語でドミニカの子に合うアプローチをしてもらう方が、外国人の選手の成長が早いんじゃないのかと。それを彼らだけで完結させるんじゃなくて、うちの打撃コーチ、スキルコーチも一緒にいながら、彼がもしいなくなっても継続的にトレーニングができるというのをやっている。だから俺が聞いていたら、『なるほど、こういう教え方があるのか』とか、そういう気づきはいっぱいあるから」

かつての現場には別の難しさもありました。

城島CBO
「昔だったら、例えばあのコーチが教えたら、日本のコーチが『何だ、俺は駄目なのか』と言って、帰った後にあの子たちに教えないとか、バッティングコーチが2人いて、こっちのAのコーチの話を聞いたらBのコーチが話をしてくれないとか、あったんよ、実際。恥ずかしい話ながら。うちの組織はもうそんな時代じゃないので」