現場に目を配るCBOの仕事

現場からは、さまざまな声が上がってきます。

城島CBO
「打席数が足りないとか。ポジションを限定したりしてしまうと、どうしてもうちは120人選手がいるから、例えば『この選手はできれば前の方で使ってください、1番から4番までで使ってください』というのが多過ぎて、結局本当は調子いい人が8番とか9番に来なきゃいけないような状態。ファームは勝利を目指す組織ではないので、正直勝ち負けというのは二の次なんだけども、やっぱりファンの人が入って試合をしている以上、『あれ?』ってことはあっちゃいけないじゃない。そういうのも含めて、『1番から4番までって言ってるけど、6番ぐらいまで幅を広げてもらえませんか?』みたいなのがあったり。フロントの方針としてはそう言ってたけど、『じゃあそこはそれぐらい、ちょっと緩くしましょうか』とか」
城島CBOの仕事は、2軍の打順といった現場の細かな部分にも目を配ります。
投手のやりくりも、CBOが頭を悩ませる仕事のひとつです。
城島CBO
「ピッチャーもこれぐらいいたら回るんじゃないかなと思ってても、例えばルーキーの選手は1年間で何イニングって決めているし、そうなってくると人はいっぱいいるんだけど、1イニングしか投げないピッチャーが9人いないと試合が成立しないとか、で1イニング投げ終わらなくて変わった場合、試合が追いつかないとかっていうので、回らない時に補強をしたり、それを解除したりして、なんならそのイニングをいっぱい食ってくれる人に投げてもらって、組織を回す。ピッチャーのやりくり、こういうのが主にあるかな」
時には、人間関係の調整役を担うこともあります。
城島CBO
「そんだけスタッフ、コーチが多いと、やっぱり揉めたりね。『まあまあまあ』っていう時もあれば、『いや、それはちょっとやり過ぎだな』とか。例えばうちのルールの中で、ルールを守らなかった場合、例えば時間、遅刻もそうだし、走塁とか守備のルールを守らなかった時、これに対してどうしようかと。そのままにしていると、組織として示しがつかないから、『じゃあどういう処置をしようか』とかっていう話が結構上がってくる」
苦労話を語る一方で、CBOの表情がほころぶ場面も。
城島CBO
「まぁ人がいっぱいいると問題もいっぱいあるよ。今言ったのは悪いことばっかりだけど、良いこともいっぱいあってさ。ファームの選手が、練習したくてしょうがないから。それとか練習しすぎるから、『この選手をちょっと止めてくれ』とかね。城島じゃあり得なかった。PLAYER城島はすぐ休んでいるから。うちのね、1軍の選手、近藤と山川とか柳田とかがよく練習するから、やっぱりそういうのを伝え聞いた選手たちが、『やらなきゃだめだ』っていうのが、いい習慣にはなっているのは、これは間違いない。それも小久保さんとか王さんとか秋山さんとか、そこら辺の教えというか、背中を見てきた人がこうやってるんだけども、それは嬉しい報告というか悩みというか、それはもうあるよね」














