真相解明は「FIFA次第」 !?

井上キャスター:
今のFIFAの会長はもともと弁護士なので規定などは重々分かっていると思いますが、外部から検証されないと透明性がない状態が続き、このまま理由などについて発表はされないのでしょうか。

井神弁護士:
本当にFIFA次第です。7日、FIFAから公式の見解が発表されましたが、結局今回この処分を一時保留にした理由は、様々な状況や証拠を考慮して決めましたという理由しか述べられていませんでした。具体的な理由が述べられていないので、明らかになるかは不透明なところです。

井上キャスター:
過去にも、FIFA規律規定27条が適用されたことがありました。

2025年11月のワールドカップ・ヨーロッパ予選で、BBCによると、クリスティアーノ・ロナウド選手がひじ打ちでレッドカードを受けました。

この時は3試合の出場停止処分で、ワールドカップの第1戦、第2戦が出場できなくなりました。その後、1試合欠場しましたが、今回のFIFA規律規定27条の適用により、残りの処分が執行猶予になったことがありました。

今回の事態の背景には、トランプ大統領とFIFA会長の関係性にあるのではないかと言われています。

トランプ大統領は6日、ホワイトハウスで「問題のプレーは反則ではない。選手同士がぶつかっただけだ。非常に不公平だから、FIFAに再審査を要請した」と発言しました。

トランプ大統領自身が電話したことは認め、自分はいいことをしたいんだという主張です。

FIFA会長側は6日未明、「トランプ大統領から電話を受けた。FIFAの司法機関は独立していて、事実に基づいた決定をしている」とSNSで表明しました。

政治家や国のトップからの要請で、FIFAが判定を覆すことは過去にもありましたか。

井神弁護士:
私が知る限り、かなり珍しい例で、あまりないと思います。