コメ価格下落の背景にある「過去最多の在庫量」 ふるさと納税にも影響

山形キャスター:
価格が下がった理由は「過剰な在庫」です。

コメの民間在庫量は、5月末時点で過去最多の223万トンになったと発表されました。適正水準は180~200万トンと言われているので、それを上回る在庫量となっています。

また、流通経済研究所の折笠俊輔主席研究員によると、
▼全国的な作付けの増加
▼見込み通りの収穫量(2025年産米)
▼価格高騰によるコメ離れ

こういったことが過剰在庫の理由となっているといいます。

これにより今、名古屋市のコメ販売店「お米の服部」では、6月20日からおにぎりの販売を開始しました。

例年に比べると、コメの売れ行きは鈍いということで、お米の服部の代表は「おにぎり(の販売)でコメ消費を刺激できれば…」と話していました。

ふるさと納税サイトの「さとふる」では、2025年産千葉県産コシヒカリ10kgの寄付額が3月までは2万円だったのが、現在では1万5000円に下がりました。

担当者によると、「『在庫を減らすため』寄付額を下げる自治体が増えた」といいます。