今年上半期の近畿の企業の倒産件数が4年連続で増加し14年ぶりに1400件を超えたことが分かりました。


◆倒産件数は14年ぶりに1400件超

東京商工リサーチなどによりますと、今年1月から6月の間に近畿2府4県で企業の倒産件数は去年の同じ時期に比べて約8.7%増え1415件で、14年ぶりに1400件を超える高水準になったということです。

負債総額は前年同期比で6.3%増え、約1401億円だということです。


◆物価高の影響…医療・福祉業で顕著に

倒産の要因としては物価高や人手不足が過去最多となっているということです。

産業別では卸売業が約29.1%、建設業が約18.4%など、前年同期比で大きく増加。さらに先月、福祉事業会社「絆ホールディングスグループ」が会社更生法の適用を申請した医療・福祉業では過去10年で最多の96件、前年同期比で47.6%増加したということです。


◆今後の見通しは?

円安基調の継続、中東情勢の緊迫による原油やナフサなどの高騰、日銀の政策金利引き上げの影響などで価格競争力の弱い≪中小・零細企業を中心に企業倒産が増加する可能性が高い≫と予想されています。