“体力勝負”のセクションの「御天守奉行」
「熊本城のトップシークレット」が詰まっている天守で、保管してある武具の手入れや物資の管理をしていました。1日に何度も上り下りをしていたと思われ、まさに“体力勝負”のお役目です。
その御天守奉行に関する興味深い歴史資料が、細川家の古文書などを所蔵する「永青文庫」に残っています。
1641(寛永18)年の文書で、御天守奉行の林隠岐(はやし・おき)という人の「人事」です。
これには「林隠岐は高齢になり、自分の足で天守を上り下りするのもかなわなくなった。これでは御用も満足に務められないので、林に替えて和田清太夫を任命すべきである」と書かれてあります。
現在の役所に当てはめると“総務部の幹部職員”にあたる「惣奉行」の考えを記したものです。
御天守奉行求められた能力の一つは、まさに「健脚」だったと言えます。














