廃止が決定した宮崎県五ヶ瀬町の「五ヶ瀬ハイランドスキー場」はこれまで多くの若者や家族連れを迎え入れてきました。
施設の歴史を振り返ります。

バブル絶頂期の1990年、町営でオープンした五ヶ瀬ハイランドスキー場。

(来場者)
「すごく楽しみにしていた、阿蘇の方まで見えて、景色に驚いている」


スキーブームを追い風に客足を伸ばし、ピーク時の1993年度には、10万人余りが訪れました。


しかし、バブル崩壊に伴い客足は次第に減少し、さらに、1996年には、近隣の大分県にスキー場がオープン。
赤字が膨らむようになり、1998年には町などが出資する第三セクターが運営を担います。

その後、スキー場は、度々災害に見舞われ、3度運営を休止したシーズンがありました。

2024年には、台風被害を乗り越え、3シーズンぶりに営業を再開。

(来場者)
「(再開を)すごく待っていた」
「ずっと閉まっていて、なかなか来るチャンスがなかったので、楽しみにしていた」


経営の安定化を目指し臨んだ昨シーズンは、来場者の目標を3万人に掲げましたが、温暖化によるコンディションの悪化で、営業は予定より早く終了。
来場者は、目標の半分となるおよそ1万5千人で、開業以来最低となりました。