3月に開幕するWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、“過去最強チーム”となることが予想されるアメリカ代表。参加を表明している元巨人でカージナルスのマイルズ・マイコラス(34)が日本時間17日、単独インタビューに応じ、侍ジャパンの大谷翔平(28)やチームメイトのラーズ・ヌートバー(25)らについて語った。

マイコラスは2015年から3年間巨人に在籍し、31勝(13敗)、防御率2.18の成績を残した右腕。日本を知るかつての助っ人は「とても才能あるチームだとわかっている。WBCに参加するすべての選手たちに『チームジャパンに気をつけろ』と言いたい」と、早くも警戒モードだ。

プールBの日本に対し、アメリカはプールCでメキシコ、コロンビア、カナダ、イギリスと1次ラウンドを戦う。「(日本に)アメリカチームとはぜひ対戦してもらいたい。対戦はお互いにとってとても素晴らしいことだと思う。僕の日本時代のチームメイトも何人かいるようだし、日本の人々にもアメリカの人々にとっても本当に素晴らしい試合になると思う」。準決勝以降で実現するかも知れない対戦を熱望した。

侍ジャパン入りが発表されている大谷については「すごいよね。とてつもない才能だ。彼のような打撃と投球の才能を併せ持つ選手はそうそう現れるものではない。投手として、野球選手として、誰もが見ていて少し羨ましくなる」と絶賛。
カージナルスのチームメートで、侍ジャパンの栗山英樹監督(61)が招集を明言したヌートバーには「日本での経験は僕にとってもとても良かった。この経験を受け入れて思い切り楽しむこと」とアドバイスしたが「もし僕と対戦することになったら『気をつけろよ!』ということだ(笑)」。警告も忘れなかった。

最後は日本のファンに「WBCの優勝決定戦で会いましょう!」とメッセージを送った。