総理と維新が接近も…「議員定数削減」「副首都構想」の行方どうなる

小川彩佳キャスター:
JNNの最新の世論調査によると、内閣支持率は、▼支持が65.9%、▼不支持が30.8%と依然として高い水準を維持していますが、この2か月は連続で少し下がっているようですね。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
じわっと下がってきた要因としては、大きな出来事があったというより、やはり物価高に加えて、高市総理の中傷動画問題に対する説明不足を国民が感じ始めているのかなという気がします。
藤森祥平キャスター:
そして、空転していた終盤国会。参議院は正常化に動き出しましたが、衆議院はまだ膠着状態です。
維新が是が非でも進めたい「議員定数削減」と「副首都構想」に、高市総理がどう向き合うかがポイントになりそうですね。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
あまりこれまでの国会では見られなかった現象が起き始めてます。
高市総理は維新と協力関係を維持して、「議員定数削減」と「副首都構想」の法案を進めようということですが、鈴木幹事長をはじめとする自民党の執行部は「そうは言っても無理」という雰囲気。
とりわけ「議員定数削減」は与野党の選挙の枠組みを変えるわけですから、数で押し切るというのは「いくら何でもひどいのではないか」という声が自民党の中からも出始めています。
自民党はむしろ野党と共同歩調をとって、二つの法案のどちらかをペンディングにするのか、場合によっては会期を延長してでも、どう選択していくのかを考え始めているところだと思います。
藤森祥平キャスター:
どちらかをペンディングとなると、維新は「連立について考える」となってしまうのではないでしょうか。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
維新はセンターピンと言ってきましたから、できれば二つとも通したいのですが、自民党の今の動きを見て「簡単ではないだろう」という雲行きになってきていると思います。
そこで、7日に高市総理と吉村代表が会談する方向で調整されていますが、高市総理がこれまで通り維新の言う通りに“行け行けどんどん”でいくのか。それとも、特に定数削減の問題は無理をしてはいけないと、踏みとどまって「考え直しましょう」と維新を説得するのか。
そういう意味では、高市総理が就任後初めて度量や政局観全体が問われるという場面になってきていると思います。
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<プロフィール>
星浩さん
TBSスペシャルコメンテーター
政治記者歴30年 福島県出身














