サッカーJ3、カターレ富山。今年こそ悲願のJ2復帰を目指すカターレが16日、新体制での初練習を行いました。
富山県総合陸上公園の屋内練習場で行われた練習にはカターレの小田切道治監督と選手29人が参加、休み明けの体のコンディションを確認しながら、体を慣らすサーキットトレーニングや軽いパス練習などをして汗を流しました。
14日行われた新体制発表会。左伴繁雄社長が新シーズンのスローガンとして掲げたのは「Back To J2(バック・トゥ・ジェイツー)」と「NOカターレNOライフ」です。
カターレ富山 左伴繁雄社長:
「カターレなしじゃ生きていけない、カターレなしの生活はありえない、NOカターレNOライフ、この言葉通りに皆さんと僕たちがなるまでこだわっていきたい」
「富山に住んでいてよかった」と県民が思えるクラブへ。昨シーズンの終盤から指揮官となった小田切監督のもと、90分間足を止めず、攻撃的で躍動感のあるサッカーを目指します。
今シーズンの新加入は7選手。各ポジションまんべんなく補強しました。中でも注目はルーキー、富山市出身の鍋田純志選手。
水橋高校から関東大学サッカーの強豪・桐蔭横浜大学に進学し、4年生のときにはキャプテンも務めました。180センチ近い身長と高い身体能力を生かした空中戦の強さが武器です。
鍋田純志選手:
「この県総も小学校の頃から練習してた場所なので、懐かしさもありますし、プロサッカー選手としてスタートできる喜びもあります。声とか身体を張ったプレーでチームを引っ張っていきたいと思っているので、そういう気持ちのこもったプレーっていうところを見てほしい」
カターレは、このあとも週5日から6日のペースで練習を行い、今月30日からは高知県でのキャンプに入ります。
高橋駿太選手:
「新しいチームになって、いい雰囲気でやれているなっていう印象はあります。みんなでいい競争をして、チーム力を上げてやっていきたい」
カターレ富山 小田切道治 監督:
「皆さんにサッカーの素晴らしさを伝えられるような躍動感のあるサッカーであったり、常に目標に向かって進んでいるたくましさであったり、そういう姿を年間通して見せていきたいので、また熱い声援をよろしくお願いします」