高知県南国市出身の演歌歌手三山ひろしさんが15日高知に“凱旋”しました。高知市で新曲「どんこ坂」の発売記念イベントが開かれ大勢のファンが三山さんの「ビタミンボイス」に酔いしれました。
15日、高知市のこうち旅広場に大勢の人が集まっていました。みなさん、演歌歌手=三山ひろしさんのファンです!
今年は三山さんのデビュー15周年イヤー。それを記念したシングル曲の発売記念イベントに、県内外からおよそ300人が駆けつけました。
一番乗りのファンは東京から駆けつけ朝4時半から並んで待ったとのこと…
そのほかのファンも…
(訪れたファン)
「家を朝5時に出てきました。母の代からきょうだいで応援しているので、あちこち追っかけしてます。三山くん、どんどん歌が上手くなるので、まだまだ応援してます」
「(Q.何時に来た?)(朝)6時ごろ」
「(Q.横断幕をオリジナルで?)はい、作りました。おととしくらいに」
「もう毎日(新曲を)聞いています。ものすごく三山くんの上手さが出ている」
ファンの期待が高まる中、ついに…
「どうも、みなさまこんにちは!心に響く温もりの声、『ビタミンボイス』三山ひろしです。ようこそお越しいただきましてまことにありがとうございます。わたくし三山ひろし、今年、15周年イヤーを迎えました!ありがとうございます!もんてきたで~!」
颯爽と登場した三山さんをファンは温かい拍手で迎えました。まずは、今月11日に発売されたばかりの新曲「どんこ坂」が披露されました。
曲の合間には、新曲にまつわるこんなエピソードも…
(三山ひろしさん)
「『どんこ坂』は実在する坂ではない。『鈍行列車』の『どんこ』ということで(曲名を)付けた。場所によっては『どんこ』は『しいたけ』のことを言ったりする。最初にさいとう大三先生から作詞していただいた時に『どんこ坂』と書かれているので『これ、しいたけの歌かな…』と…最初は思った。申し訳ないなと思った。しいたけの歌をいただいたんですけと、私、ナスの応援隊長なんですよ。しかもユズもね」
変わらぬ“饒舌っぷりで会場を沸かせます。
このほか、北島三郎さん作詞作曲で去年の紅白歌合戦でも披露した「夢追い人」も披露されました。
そして三山さんと言えばけん玉。
師匠である同じ事務所の芸人「けん玉ちばちゃん」も登場し2人で息ぴったりのけん玉パフォーマンスを披露しました。
歌にトークにけん玉に15周年イヤーのスタートにふさわしい内容盛りだくさんのイベントとなりました。
「めちゃ最高でした!男前やし歌もうまいしもう本当に…100点満点!。これからは近くの県にコンサートに行く。イベントがあれば行きたいし、仕事の合間を縫って必ず駆けつけます」
(三山ひろしさん)
「毎年、新曲を出すたびにここで発表会をするんですけど、ずっと応援してくれている方ももちろん、県外からもお越しいただいて、こうやってできるっていうのは、やっぱり幸せですよね。本当にそれを感じます」
「私とファンの皆さまとの二人連れでこの15年を歩んできたので、これから先も辛い時もあれば嬉しく楽しい時もありますから、そういう思いを重ねながら、噛み締め合って、お互いに良い年の重ね方であり、次のステージを見てみたいな、という思いを歌に込めました」
今年の6月でデビュー15周年を迎える三山さん。すでに舞台への出演やホテルとコラボしたイベントなど多くの“仕事”が決まっていて、デビュー15周年イヤーの今年も三山さんは大活躍の1年となりそうです。