去年、13年ぶりに総合優勝を果たした高知ファイティングドッグス。今シーズン新たに入団した選手が選手寮のある佐川町を訪れ、転入手続きを行いました。その後、越知町で初練習を行い、汗を流しました。
高知ファイティングドッグスには今年7人の選手が入団しました。選手たちはけさ、寮のある、ホームタウン=佐川町を訪れ、片岡町長にあいさつしました。
(大川口遥士 捕手)
「すばらしい生活環境を用意していただきありがとうございます。佐川町のみなさんと一緒にNPBにいけるよう、日本一をとれるよう頑張りたい」
この後、転入手続きを行った選手たち。今年の新入団選手は全員が県外出身で、16日から佐川町民となりました。
(山歩健太郎 選手)
「新たな一歩を踏み出したかなという気持ち、覚悟を持って高知に来たので気が引き締まる。自分の夢であるNPBからの指名、高知ファイティングドッグスの日本一目指して頑張りたい」
午後には、もうひとつのホームタウン越知町でトレーニングを行いました。初練習の16日は、キャッチボールなど軽めのメニューで汗を流しました。
昨シーズンは、ドッグスからソフトバンクに移籍した藤井皓哉投手がリリーフピッチャーとして大活躍。一日でも早いNPB入りを目指す選手たちにとって、刺激となったといいます。
(吉田豊彦 監督)
「選手だけでなく我々も刺激を受けました。彼らが高知でもチャンスがあることを証明してくれた。自分たちも自覚を持ってやっていきたい」
ただ去年のドラフトでは、ドッグスの選手の指名はなし。吉田監督は新人選手も含め、「自分で課題を改善していくしかない」と話しました。
(吉田豊彦 監督)
「何が足りていないかということは自分の中で明確に出ていると思う。そこを突き詰めてどれだけできるかがポイントです」
新人のトレーニングは1月31日まで越知町で行われ、2月1日からチームに合流する予定です。