台湾の修学旅行のひとつ「訪日教育旅行」の子どもたちがおよそ3年ぶりに長野県内を訪れ、地元の小学生と交流しました。


飯綱町の牟礼(むれ)小学校を訪れたのは、日本の小学校にあたる台北(たいぺい)市の「民族国民小学(みんぞくこくみんしょうがく)」の4年生から6年生までの子どもたちです。

牟礼小学校の6年生およそ40人が、合奏で歓迎。

32人の台湾の子どもたちは、合唱を披露しました。

英語での自己紹介ではお互い緊張気味だった子どもたち。

その後、身振りをヒントにイラストで答えるゲームでは、すっかり打ち解けていました。

台湾の学校の訪日教育旅行は県が18年前から受け入れに力を入れてきましたが、新型コロナの影響で中断され、およそ3年ぶりに再開されました。

(牟礼小6年生)「とても貴重な体験だなと思ったし、交流とかあまりしたことなかったから、すごく楽しかったなと思った」

「普段できない海外の僕たちと同じ小学生と一緒に交流して楽しくできてよかった」

台湾の子どもたちも、15日、飯山市で雪遊びを体験するなど、信州を楽しんでいます。

(台湾の小学生)「かまくらをみんなで作ったのが楽しかった」

「ゲームとかあって、交流がとても面白かった、日本は町が美しいし人も優しい」

17日は茅野市の3つの小学校でも台湾の別の学校の子どもたちとの交流が行われます。