岸田総理はG7の5か国を訪問し、きのう帰国しました。防衛費増額など防衛力強化の方針を各国首脳にも説明しましたが、野党からは“順番が違う”などの批判も出ています。
岸田総理がとりわけ成果を強調したのは、初めてホワイトハウスで行ったアメリカ・バイデン大統領との首脳会談でした。
岸田総理
「わが国の安全保障政策を大きく転換する決断を行ったことについて、バイデン大統領から全面的な支持が表明されました」
防衛費の増額や「反撃能力の保有」を盛り込んだ安保3文書を改定し、初めて臨んだ日米首脳会談。会談の冒頭、バイデン氏は岸田総理をこう“歓迎”しました。
アメリカ バイデン大統領
「日米はかつてないほど緊密になっています。アメリカは日米同盟に関する責務を完全に果たします」
会談後には「日本の反撃能力の開発と効果的な運用について協力を強化する」などとする共同声明を発表。
外遊の同行筋
「今回の目的は十分過ぎるほど果たした」
そんな中、国内では自民党の麻生副総裁が、岸田総理が防衛力強化の決定をリードしたことについて、こう評価しました。
自民党 麻生太郎 副総裁
「岸田という、あまり頼りがいがないと言われた人のもとで1年半、間違いなく日本は世界の中で、その地位を高めつつある」
しかし、野党側は反発を強めています。
立憲民主党 安住淳 国対委員長
「国会の議論を経ずして重要な政策を決定しているということは、国会を軽視するものであり、まさに国民をないがしろにする姿勢であると」
岸田総理
「次は野党との活発な国会論戦を通じて、防衛力強化の内容、予算、財源について国民への説明を徹底していきたい」
岸田総理は議論のプロセスに問題はなかったとの認識を示したうえで、今後は野党との国会審議を通じて、国民への説明を徹底すると意欲を示しました。
通常国会は、来週23日からスタートします。
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