そして、気になるのはJAが農家に払う今年のコメの概算金ですが。
JAしまね 竹下克美 組合長
「今年のコメの状況は、コメの関係者が今まで経験したことがないような環境で概算金、その他を決定しなければならない。最低価格の保証はまず無理だ」
今週、会見でこのように述べたJAしまねの竹下組合長。
JAしまねは去年5月に、コメを出荷する農家に支払う前払い金「概算金」の最低保証額を31年ぶりに2万円台に引き上げる方針を発表、実際に8月に決定した金額も過去最高額となりました。
しかし、一転、今年は最低保証額の提示は見送り、概算金も去年に比べ下がる見通しであることを明らかにしました。
その理由は?
JAしまね 竹下克美 組合長
「コメの需給関係が非常に難しい。コメがジャブジャブの状態。卸業者が今、去年のコメを売るのが精一杯。とても今年のコメをどうこうというような段階ではない」
2年前の令和の米騒動をきっかけとした消費者のコメ離れ。
そして、政府による備蓄米の放出に輸入米の増加。こうしたことが要因となり、コメ不足から一転、現在は供給過多の状態に。
そのため、集荷業者であるJAと卸業者との価格交渉が進んでいないといいます。
JAしまねは、8月末の理事会で概算金を決定する予定としていて、去年よりも低くなる見通しであるものの、農家が生産意欲が持て、消費者が納得できるような価格で決着させたいとしています。














