増える責任に減っていく評価…環境の変化も一因に

イーヘルスクリニック新宿院 天野方一院長
「身体的な症状は、『疲れやすい』『動悸』『汗が出る』。精神的な症状は、『不安』『気分の落ち込み』『イライラ』といった症状になる。性的な症状は、『性機能の低下』『ED(勃起不全)』ということになります」
症状はさまざまで、その重さも人それぞれです。
47歳の渡辺さんを悩ませていたのは、強い倦怠感。朝、目が覚めた瞬間から、その不調は始まります。

更年期外来に通院する渡辺さん(47)
「家族、友人、同僚にも、顔がすごく疲れていると言われて、自覚がそこまでなかったので、すごくショックだった」
当時は強いだるさから集中力も低下。仕事にも影響が及んでいたといいます。
漢方薬を服用するなど、治療を始めて3か月。その変化は、診察室に入ってくる様子にも現れているといいます。

イーヘルスクリニック新宿院 天野院長
「『〇〇さん入って下さいね』というときに、診察室に入ってくるまでの時間が早い。最初はみんなゆっくり、どろーりと入ってくるが、いまは『あっ、はい』といった感じで入ってくるので、ぱっと見た瞬間で治療がうまくいっているかは判断できる」

そもそも更年期とは、体内のホルモンが減少していく時期のことです。女性は、閉経前後の45歳から55歳ごろ。

一方、男性も40代ごろから男性ホルモンが減少します。背景にあるのは、仕事や環境の変化によるストレス。責任は増える一方で、評価されにくくなる40代以降。こうした環境が、男性更年期の一因になると専門家は指摘します。

更年期健康経営協会 堀江重郎理事長
「日本の社会では、30代ぐらいまでは仕事で褒められることが多い。40歳すぎると怒られることがあっても褒められることは少なくなる」














