今年は台風の発生がハイペース 「スーパーエルニーニョ」になる可能性も

2日午前、日本の南、マーシャル諸島周辺で台風9号が発生しました。7日には中心気圧925ヘクトパスカルの「非常に強い」勢力に発達し、その後、日本列島に影響を及ぼす可能性があります。

今年は、台風の発生がハイペースとなっています。6月までの半年間で発生した数は「8個」。気象庁の統計によれば、平年のこの時期は4.2個で、今年はおよそ2倍のペースとなっているのです。

一体、なぜなのか。

坂口愛美 気象予報士
「その要因の一つとして、エルニーニョ現象もあると考えられます。今年はさらに、エルニーニョ現象よりも海面水温が高くなるスーパーエルニーニョというのが今後、発生する可能性もあります」

前回、スーパーエルニーニョが発生したのは2015年。平年を上回る27個(平年25.1個)の台風が発生し、9月の記録的豪雨では、茨城県の鬼怒川で堤防が決壊するなど、大きな被害をもたらしました。

坂口愛美 気象予報士
「(今年は)エルニーニョ現象に加えて、インド洋から吹き込んでくる風も強くなっているので、この2つの風がぶつかることによって、フィリピンの東の海上で対流活動が活発になっていって、台風が発生、発達しやすいというような状況になっています。もし、日本列島に近づいてくる場合、相当発達した状態で近づいてくるおそれもある。早め早めの備えをお願いできれば」