『ありのまま、自分らしい姿で』 作品を通して伝えたい思いとは…


新潟県長岡市に住む19歳の青年が、その強いこだわりを特別な『個性』へと変えて、アーティストとしての道を歩み始めています。

アトリエに飾られたのは、この春の新作シャツ。やわらかな彩りの中をよーく見てみると、平方根を表す「ルート」を使った“数式”がデザインされています。

まっすぐな視線の先で、丁寧に鉛筆の音を響かせて机に向かう、新潟県長岡市の馬場日向(ばば ひゅうが)さんは『強いこだわり』を持ち、小学生のときに社会になじみづらいとされる『広汎性発達障害』と診断されました。

実は、日向さんが書いたこの数式が作品になっています。