岸田政権が「異次元の少子化対策」を掲げる中、小倉こども政策担当大臣は不登校支援に取り組む自治体を視察し、子どもの居場所作りを進めていきたいと強調しました。

小倉将信こども政策担当大臣
「学校に通いづらい子どもに対しましても、様々な居場所を提供することを実現をしなければならない」

小倉大臣は不登校の子どもたちへの支援に取り組む埼玉県戸田市の小学校などを視察しました。

戸田市は、全国に先駆けて不登校の子ども向けに学校とは別の学びの場を設置しているほか、子どもたちにアンケートを実施し、データを活用して心理カウンセラーから助言を受けるなどしています。

全国で不登校の児童・生徒は24万人余りと9年連続で増加していて、小倉大臣は学校へ行きづらい子どもへの“居場所作り”を進め、「異次元の対策をしっかり目指していきたい」と強調しました。