きょう、国会では衆議院の議員定数削減法案が審議入りしました。ただ、野党側は猛反発し委員会を揃って欠席。国会の会期末まで3週間を切るなか、与野党の対立が激しくなっています。
きょう午後、衆議院で開かれた法案を審議するための委員会。本来ならば、ほとんどの席が議員で埋まっているはずなのですが、空席が目立ちます。
揃って欠席したのは野党の議員たち。委員会が始まる前には、与党側への怒りをあらわにしていました。
中道改革連合 落合貴之 衆院議員
「いかに異常なことかを認識しているんですかと」
参政党 石川勝 衆院議員
「全くもって理解できません」
チームみらい 峰島侑也 国対委員長
「異常なことだと言わざるを得ません」
共産党 塩川鉄也 衆院議員
「二重三重にも許しがたい」
野党の議員が一様に怒りをあらわにするワケ。その理由となっているのが、自民党と日本維新の会が連立合意で掲げた衆議院の議員定数削減に関する法案です。
高市総理(6月22日)
「定数削減法案と副首都法案は、いずれも連立合意をする際のセンターピンと位置づけられております」
日本維新の会 吉村洋文 代表
「この重要法案については、この国会で必ずやり切りたいと思います」
与党がいまの国会での成立を目指すこの法案では、衆議院の選挙制度改革について与野党の協議会で議論し、1年以内に結論が得られない場合は「比例代表の定数を45削減する」としています。
これまで野党側は審議に入らないよう求めていましたが、与党の委員長は先週、法案を審議入りすることを職権で決定。野党側は猛反発し、全ての審議や日程協議に応じない方針を示していました。
そのため、きょう法案が審議される舞台となる特別委員会では…
政治改革特別委 美延映夫 委員長
「所属委員の出席が得られません。やむを得ず議事を進めます」
野党議員が欠席したまま法案の趣旨説明がおこなわれたのです。
徹底抗戦の構えを見せる野党側は、先ほど衆参両院の国会対策委員長が会談。今後も全ての国会審議や日程協議に応じない方針を確認するものとみられます。
こうした状況に与党は。
自民党 梶山弘志 国対委員長
「丁寧に呼びかけた上で、出てきていただきたいという話を続けるということだと思います」
あすには「副首都構想」の実現に向けた法案も審議入りが予定されるなか、与野党の対立はさらに激しさを増しそうです。
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