富山県魚津市の北陸自動車道で、男性2人が大型トラックにはねられ死亡した事故。酒を飲んでトラックを運転していたとされる男が酒気帯び運転などの罪で起訴されました。事故から3週間余り、遺族がチューリップテレビの取材に、「深い悲しみと強い怒りに支配されている」と、やり切れない胸の内を明かしました。

遺族「事故から3週間余りが経ちましたが、私たち遺族は、癒えることのない深い悲しみと、強い怒りの感情に支配された毎日を送っています」

飲酒運転による事故で、突然命を奪われた富山市の作業員・長森清さん(57)の遺族が、チューリップテレビの取材にコメントを寄せ胸の内を明かしました。

過失運転致死と酒気帯び運転の罪で起訴されたのは福島県の運送会社・「斎藤運輸」の元社員根本宏一被告(56)です。
起訴状によりますと、根本被告は6月5日、魚津市の北陸自動車道下り線で、酒を飲んだ状態で大型トラックを運転。

道路工事の車線規制中だったにもかかわらず、前方をよく見ないまま規制車線に進入し、道路上で片付け作業をしていた富山市月岡町の作業員・長森清さん(57)と立山町宮路の作業員・土肥純樹さん(36)の2人をはねて死亡させたとされています。

その後の捜査関係者への取材で、トラックの運転席付近からは酒の空き缶4本が押収されていたことが分かっていましたが、新たに、根本被告から基準値の2倍となる、呼気1リットルあたり0.3ミリグラムを超えるアルコールが検出されていたことが分かりました。

根本被告は、飲酒を認める一方、「酔ってはいなかった」と供述しているということです。














