「命を捨てることしか教えていない」当時、学徒隊が編成された学校では
81年前、アメリカ軍との間で激しい地上戦が行われた沖縄戦では、県民の4人に1人が犠牲となりました。

瀬名波榮喜さん(97)は、アメリカ軍が上陸する約1年前に、県立農林学校の入学試験を受けましたが、沖縄での地上戦を予期するかのような実技が課されます。

瀬名波榮喜さん(97)
「手榴弾を投げる実技が入学試験にあった。もう手が抜けそうだった。いかに良い軍人になるか」
瀬名波さんの学校は日本軍に接収され、壕を堀ったりといった訓練に加え、生徒たちに特攻を命じる学徒隊が編制されます。

瀬名波榮喜さん(97)
「肉迫特別攻撃隊という名前を付けた。背中に爆弾を抱えて、そして敵の戦車に潜り込み、自分も犠牲にして突っ込んでいく。命を捨てることしか教えていない」
民間人に多くの犠牲をしいた沖縄戦。それから81年、慰霊の日の式典に登壇した高市総理は...

高市早苗 総理大臣
「わが国は二度と戦争の惨禍を繰り返さない、という決然たる誓いのもと、平和を重んじる国家として歩みを進めてまいりました。これからも日本人の誰もが平和で心豊かに暮らせる世の中を実現するため、不断の努力を重ねていくことを御霊にお誓い申し上げます」
しかし今、沖縄を巡る情勢は平穏とはいえません。
中国が海洋進出を進める中、政府は自衛隊の「南西シフト」を推進。沖縄の離島で次々と部隊を増強し、長射程のミサイル配備も進めています。














