梅雨前線の影響で大雨に見舞われた大分県日田市では、降り始めからの雨量が6月の平年1か月分を超えました。

梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、県西部では25日夜から未明にかけて線状降水帯直前予測が2回発表されました。線状降水帯は発生しませんでしたが、日田市では、25日午後9時14分までの1時間に42ミリの激しい雨を観測。由布市湯布院町では、午前1時25分までの1時間に31.5ミリの激しい雨が降りました。

日田市、中津市、由布市、竹田市、九重町、姫島村には一時、レベル4土砂災害危険警報が発表されました。

中津市の山国川上流部では、25日夜の大雨で水位が急激に上昇し、一時レベル4の氾濫危険警報が発表されました。

大分市小池原では、道路ののり面が崩れて市道の一部をふさぎ、一時、片側通行となっていました。

日田市鶴河内では住宅の裏山が、高さ20メートル、幅20メートルにわたり崩れました。

(住民)「ガザドドという音がして、これはやばいと思ってすぐに避難した」「台風7号8号と来るのでやっぱり怖いです」

降り始めからの雨量は、日田市椿ヶ鼻で519ミリ、日田市で433.5ミリ、中津市耶馬渓町で387.5ミリに達しました。日田市は、6月の平年1か月分の雨量を超えました。

県内は、26日夜遅くにかけて断続的に雨が降る見込みです。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があります。気象庁は土砂災害などに注意するよう呼びかけています。