10月に予定される山口県上関町長選挙に向け、原発建設を推進する5つの団体が25日、現職の西哲夫町長に出馬を要請しました。西町長は進退について態度を明らかにしませんでした。

西町長に出馬を要請したのは上関原発建設を推進する上関町商工会など5つの団体です。

上関町商工会 浜田憲昭会長
「上関町のかじ取りができるのは、西町長さんしかおられません。計画が前に進めるようにやっていただきたい」

一方、要請を受けた西町長は次のように述べ、態度を明らかにしませんでした。

西哲夫上関町長
「6月中に進退表明はしますと議会で申し上げたんで、30日までにはですね、きちんとした進退について表明させていただきたいと思っております」

10月に行われる上関町長選挙は、上関町に原発建設計画が浮上して11回目の町長選になります。西町長は78歳で、前の町長の辞職に伴う2022年の選挙で初当選しました。今回の町長選挙では中国電力が計画する使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設の是非が主な争点になるとみられます。

上関町長選挙は9月29日告示、10月4日投票の予定です。上関町長選を巡っては計画に反対する住民団体「上関原発を建てさせない祝島島民の会」の木村力代表は「候補の擁立を検討したい」としています。