南関町の八剱(やつるぎ)神社の夏祭りは、「なんかん夏まつり ぎおんさん」として長く親しまれています。呼び物は巨大な大蛇の山車、「大蛇山」。寛永17年(1640年)に始まったと伝えられるこのお祭りをRKKテレビが最初に取材したのは、1960年(昭和35年)でした。当時のニュースはこう伝えています。

「『大蛇山』の呼び名で親しまれている玉名郡南関町の祇園夏祭りが1日行われました。このお祭りは、オロチ退治で有名なスサノオノミコトをまつる八剱神社の夏祭りで、オロチ退治になぞらえた大蛇の作り物が人気を呼んで、およそ2万人の人出で賑わいました。

午後9時、鎮守の森に賑やかな鐘、太鼓の響きがおこって「大蛇山」の出発です。この大蛇山は、長さ10メートル、高さ5メートルもある代物で、後ろには3メートルのしっぽもあるという愛嬌ある格好。

およそ200人の子供達に引かれて御札を納めた家々の門口を回り、赤い火を吹き散らし悪魔退散、商売繁盛のお祓いをしながら夜を徹してのお祭りを終わりました」

「なんかん夏まつり ぎおんさん」は、今年も8月1日に開催されます。