日田市で「足水」…知恵を絞る観光地

一方、全国にも名をはせる暑いエリアといえば日田市。ここでも県の補助金を活用した取り組みが進められています。

日田市観光協会は、オーダーメイド家具を手がける市内の業者に依頼して、足湯ならぬ「足水」を製造しています。日田杉を利用した「足水」は長さ2メートル40センチ、幅52センチで、2台製作する予定です。

日東木工 河津亮常務:
「今回は水を入れるということで、杉ってものすごく柔いんですよ。なので繊細です」

また、観光協会は、ひしゃく100本と水をためる桶50個を購入。豆田町や隈町など市内各所に設置して、市民や訪れた人たちが打ち水を体験できるようにします。

「足水」や「打ち水」といった水を活用した取り組みは、水郷日田ならではの暑さ対策と言えそうです。

日田市観光協会 用松太一課長:
「日田の豊富な水資源を体感してほしいというところから着想を得ました。気温ばかりは人間の力ではどうしようもないので、涼しさを演出しながら夏の暑い日田を楽しんでほしいです」

このほか、竹田市のくじゅう花公園では、県の補助を活用してライトアップ設備を増設。8月の1週間「涼しい夜の夜間営業」を計画しています。

県は、これまでに21の事業者の暑さ対策に総額およそ5700万円の補助を決定。今年の夏は「涼しい大分」へ――新たな観光戦略が走り出しています。