南米ベネズエラ北部でマグニチュード7を超える大きな地震が立て続けに起き、建物が倒壊するなどの被害が出ています。
USGS=アメリカ地質調査所によりますと、日本時間25日午前7時5分ごろ、南米ベネズエラ北部を震源とする地震が2度ありました。
最初の地震は震源の深さが21.9キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.2で、そのおよそ40秒後に震源の深さ10キロ、マグニチュード7.5の地震が続けて観測されたということです。
ロイター通信などによりますと、ロドリゲス大統領代行は首都カラカスをはじめ各地で建物が倒壊したとして非常事態宣言を出し、犠牲者への哀悼の意を表明しました。死者やけが人の数については明らかにしていません。
また、カラカス近郊にあるシモン・ボリバル国際空港が被害を受け閉鎖したとしています。
カラカス首都区チャカオ市の市長は、建物2棟が倒壊し、16人がけがをしたほか、死者も出ていると明らかにしたということです。
カラカスやその周辺以外では、AP通信によりますと、北西部ファルコン州の知事が、これまでに32人が入院し、15人ががれきに閉じ込められていると明らかにしています。
アメリカの津波警報センターは、津波が発生するおそれがあるとして、プエルトリコなどを含む震源から300キロ圏内の沿岸地域に津波注意報を出しましたが、おそれはなくなったとして、およそ1時間後に解除しました。
USGSは今回の地震について、被害が広範囲にわたる可能性が高く、死者数は1万人から10万人にのぼる可能性があると推計しています。
ベネズエラでの地震を受け、アメリカのトランプ大統領はSNSを更新しました。
「地震の規模が大きく、甚大な死者を出した」としたうえで、「支援する用意ができているし、喜んで支援する能力もある」と表明。「政府の全機関に対し迅速に行動できるよう指示した」とし、ベネズエラを支援する意向を示しました。
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