ヨーロッパで記録的な熱波が猛威をふるっています。フランスでは、最高気温が44℃を超える地域も出てきました。

先週末から、記録的な熱波に見舞われているフランス。広い範囲で、最高レベルの「熱波警報」が発令されるなか、23日には南西部のピソスで44.3℃と、これまでの最高気温を更新しました。

パリでも…

記者
「エッフェル塔を見渡せる観光名所ですが、気温計は42.1℃になっています」

この日の気温は40℃近くまで上昇し、エッフェル塔やルーブル美術館の営業時間が短縮されるなどの影響が出ています。

観光客
「美術館などの屋内施設のチケットをいくつか手に入れようとしたのですが、室内でもかなり暑くなりそうな場所は行かないことにしました」

このタイミングで新婚旅行に訪れていた日本人カップルは…

日本から新婚旅行
「日本よりもめちゃめちゃ暑いです。もっと涼しいと思っていたので、びっくりしました。思い出に残ります」

一方、こんな光景も。

記者
「こちら少し泥くさい匂いもするのですが、みなさん、運河で泳いで楽しんでいます」

パリ市は熱波対策として、一部の運河で遊泳を解禁。水質調査を毎日行い、遊泳の可否を判断するということです。

イギリスでもロンドンで33.9℃を観測するなど気温が急上昇し、6月の平均気温を大幅に上回りました。

「かなり耐え難く、大きな気候変動の兆候だと思います。そもそも、ロンドンは暑くなるようにできていない街なので」

今後数日、さらに気温が上がるとの予想から、鉄道会社は「移動や旅行を控えるように」と異例の呼びかけを行っています。

ヨーロッパでは2003年に熱波の関連でおよそ2万2000人が死亡したと推計された教訓などもあり、各国が警戒を続けています。