「戦争は絶対やってはいけない」
その後、教員として平和教育にも携わってきた根川さん。これからの平和教育では、沖縄戦を深く掘り下げながら様々な社会問題にも目を向けてほしいと呼びかけます。
「伝えなくちゃいけないものはしっかり持っていただきたいな、と思います。特に沖縄の場合はたくさん問題抱えていますよね、基地の問題やら何やら。常に沖縄戦の要素をもう少し掘り下げながら、一つずつ(テーマを)広げてもらったらいいな」
戦争体験者の証言から沖縄戦の実相に触れることが難しい今、自身が伝え続ける意義を強く感じています。
「これから後の子どもたちは、広く社会を、世界を見て勉強して、自分たちが取るべき行動というのを考えていくべきではないか。自分ができることは伝えて、つないでいこうと考えています」
戦争を生き延びた者として、根川さんが最も伝えたいメッセージ。それは、絵本の最後につづられています。
――絵本『1さいのとき戦場にいた』より
「戦争は絶対やってはいけない。たくさんの命をうばい、傷つけ 家をなくし、何十年も苦しめるものだ もう一度言う 戦争は絶対やってはいけない」














