アメリカのバンス副大統領は、イランが核開発をめぐりIAEA=国際原子力機関の査察を受け入れることに同意したと明らかにしました。

バンス副大統領
「イランがIAEAの査察官を再び受け入れることに同意した。これはアメリカ国民にとって重要な節目だ」

バンス副大統領は22日、戦闘終結に向けた覚書の署名後、初めて行われたイランとの協議について、「多くの進展があった」と述べました。

焦点となっていた、イランの核開発問題については、イラン側がIAEAの査察官の入国を認めたと明らかにしたうえで、早ければ週内にも査察に関する協議を始めるとしています。

一方、イラン外務省のバガイ報道官は国営メディアに対し、「核問題に関する交渉はまだ始まっていない」と主張。

ファルス通信もIAEAの査察受け入れに同意したというアメリカ側の主張を否定し、「この問題はスイスでの協議では話し合われなかった」と伝えています。

こうした中、アメリカの財務省は、イラン産の原油や石油製品の生産、配送、販売を8月21日までの60日間、許可すると発表しました。