将来の自立を目指す大学生活…授業にはヘルパーも
大学への通学は車で片道40分ほど。2人のヘルパーが同行します。大学では経営の専門知識を学び、経済的な自立を目指しています。大学構内は電動車いすで移動。授業中は首の向きを変えられないため、ヘルパーが講義をスマートフォンで撮影。輝政さんの目線方向に設置したパソコンの画面に、映像を映し出します。
北海道情報大学では、重い障害がある学生の受け入れは初めてのことです。輝政さんの入学にあたって、大きな問題への対応が必要でした。
和田輝政さん(18)
「ベッド問題ですね。トイレで用を足すとき、ベッドが必要です。着替えをするために必要なんですけれど、ベッドの大きさだったり、高さだったり…まず、どこに配置するかが課題でした」
輝政さんの家族が、ベッドを大学に寄贈。3か所のトイレが対応可能になりました。
「ウルリッヒ型筋ジストロフィー」の進行によって呼吸を司る筋力も低下します。患者にとって、空気を鼻へ送る呼吸器は欠かせません。正しい位置から少しでも外れると警報音で知らせますが、輝政さんはそれを敢えて切っています。
「警報音で授業を妨げたくない…」との思いからです。そうしたことから、ヘルパー2人が不測の事態に備え、講義中の輝政さんを見守ります。














