今年も道路脇から交通安全を呼びかけます。

山形県寒河江市柴橋地区です。

県道沿いに現れたのは・・・巨大な雪だるま。

高さはなんと3メートル!

名前は・・・「雪子(ゆきこ)ちゃん」です。


そして傍らには、交通安全ののぼり旗。

庄司昭子さん
「ここ事故あったんだけど、事故も無くなったし毎年喜んで運動のために作ってます」


雪子ちゃんを作った、84歳の庄司昭子さんです。

たった一人で数日かけて作り上げました。庄司さんが雪だるまを作り始めたのは30年ほど前。

幼い孫を喜ばせようと作っていたということですが、家の前で交通事故があったことから、交通安全の願いも込めたということです。


雪だるまの効果でしょうか、警察によりますと、ここ数年、この地域では大きな交通事故は確認されていないということです。

警察では、庄司さんの長年の取り組みに感謝し、おととし、感謝状も贈っています。

地域の人
「この顔を見ると今年もあるなと思って。ばあちゃんまだ元気だなと思ってる。気持ちがやっぱりほっこりするよね。ほっこりしますね~」

先月の大雪から一転、今月は雪が少なくメンテナンスが大変だということですが・・・。

庄司昭子さん
「雪だるま見てにこっとするのがいいなと思って。ニコっとしてる気持ちだと、事故も起こさないべ。この道から交通事故起こさないでもらいたいなと思っているのが願いです」

「雪子ちゃん」は例年3月ごろまで、ドライバーを見守るということです。