「朝食」と「体育の2~3時間前の水分補給」が命を救う

北九州市八幡西区の千代中学校です。

熱中症対策の特別授業には、1年生から3年生までの全校生徒約360人が参加しました。

北九州市立八幡病院 伊藤重彦 名誉院長
「上がった体温を下げてあげないと、具合が悪くなって命にかかわるようなことがあります」

講師を務めるのは、救命救急の専門医で市の健康危機管理アドバイザーでもある、北九州市立八幡病院の伊藤名誉院長です。

この特別授業は、熱中症のリスクや対策を知ってもらおうと、北九州市教育委員会が市内の小中学校を対象に12年前から毎年実施しています。

北九州市立八幡病院 伊藤重彦 名誉院長
「朝ご飯食べてきた人?」「お父さんお母さんが作ったのに、寝過ごしたからもういらないよとならないように。朝ご飯は熱中症予防に大切です」

熱中症対策で欠かすことができないのが朝食です。

エネルギーと水分、塩分を補給します。

そして、学校での水分補給で大切なのは、水分を取るタイミングです。

北九州市立八幡病院 伊藤重彦 名誉院長
「3時限目に体育があるとすると、朝ご飯食べてきて、学校に来て『先生、おはようございます』と言って、時間がある人はこまめな水分補給をします。1時間目が始まる前から飲んでください」

水分は飲んですぐ体に吸収されるわけではありません。

体育など汗をかく運動がある場合は、授業が始まる2時間から3時間前に水分をとることが望ましいということです。