13日、広島市の専門学校の学生たちが、卒業の記念に献血をしました。

献血をしたのは、広島市中区の広島会計学院ビジネス専門学校と広島外語専門学校の学生たちです。

この学校では毎年、卒業前の学生が「卒業記念献血」を企画していて、ことしで39回目を迎えます。

献血をした学生
「怖いなと思って受けたんですけど、あまり痛くもなかったし、困っている人などの役に立てたらいいなと思っています」

県赤十字血液センターによりますと、例年、冬の時期は感染症の流行などで献血ができる人数が減るといいます。

卒業記念献血実行委員会 西垣諒 委員長
「これまで献血をしたことのない学生たちも一度は経験ができるかなと思って、少しでも多くの方の命が、この献血で救われたらいいなと思っております」

ことしは、新型コロナの流行が第8波を迎えていることから、輸血用血液の安定的な供給がさらに難しいということで、県赤十字血液センターは献血への協力を呼びかけています。