紙業界の生き残り戦略…自社の技術で雑貨市場へ

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堀啓知キャスター
紙箱を作る技術を生かして、雑貨市場にも参入していくということです。どれも、手に取ってなんかちょっと、まずは試したい、なんか触って、なんか質感も良さそうだし。このイベント楽しそうですね。

森田絹子キャスター
すごく楽しそうで、行きたかったなーって思いました。他にも、製本会社が手がける文具ブランドがあります。

「紙博」にも出展していた札幌の製本会社の「石田製本」が5年前に始めた『booco(ボッコ)』という文房具ブランドです。製本技術を生かして作ったノートや手帳を展開しています。始めた理由については、石田製本の今村さんは、「紙の需要がやはり減って、印刷会社からの下請けだけでは厳しい。製本技術の“見える化”が狙いで、文房具ブランドを展開しました」と話されています。

堀キャスター
需要が落ち込む中での、企業の取り組みということですけれども、アンヌさん、いかがでしょうか。

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アンヌ遥香さん
紙の需要が落ち込んでいるのってすごく寂しいなと思うんですけど、北欧の方なんかは1回デジタル化した教科書を、また紙媒体に戻すっていう流れがあるわけで。日本が今そのデジタル化に行ってるのは、ちょっと実は世界から見て逆行してるっていうところもあると思うんですけれども。

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私個人的に、新聞は絶対紙で読みたいタイプなんですけれども、新聞って本当にいいのが、今ナフサ不足で、ビニールを使って野菜梱包するより、新聞使うっていう方法があるよってこと、また見直されたりとか、してるじゃないですか。だから、実は紙って本当にエコなんだっていうことがもっと広がっていくといいな、なんて思ったりしますけどね。

堀キャスター
なるほど。紙の元はもちろん木なんで、林業とかとね、要は循環型社会の中の延長に紙製品があるんだったら、余計そうですよね。サステナブルになっていくなというところはありますけれども。この企業が、紙の雑貨で勝負するには、それなりの理由があるんですよね。

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森田キャスター
矢野経済研究所が行った市場調査によりますと、紙製品などの国内の文具・事務用品の市場というのは、全体としてはマイナス成長で推移しているものの、一方で、趣味とか自己表現の需要は堅調で、必需品から嗜好品にシフトする傾向を強めているということです。

堀キャスター
つまり、特別感とかね、希少性とかが重視されてるのかなと思うんですけど、谷口さん、この傾向どうでしょうか。

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谷口真由美さん
いいことだと思うんですよ。私たぶん45年以上、文房具フェチなので。もうすごい紙のものを揃えてて。小学校の時の、雑誌の付録に付いてた便箋とかまだ持ってるんですよ。博物館みたいになってます。

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ずーっと置いておけるんですよ。印刷技術もすごいし。日本の文房具って本当に世界に誇れるもので、お土産で持って行ったらむちゃくちゃ受けるんですね。なので、なんかね、そのパッケージ屋さんとかがやってくださるのがすごく嬉しいです。私作ってほしいものいっぱいある。

堀キャスター
やっぱりこれって日本の技術ですよね。

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谷口さん
そうですよね。ブータンに日本の紙漉きの技術が行ってて…もうすごいんですよ。そこでブータンで買ったやつが、実は長野の技術でした。

堀キャスター
もう技術は、世界に飛び出していたんですね。やっぱり、あのVカットも、単純なように見えて、あの小ささでやる技術っていうのは、相当レベルが高いんでしょうね、きっと。

森田キャスター
うーん。ちぎれないというところもね、すごいなと思いますね。

堀キャスター
ちょっと可愛らしい商品もあったじゃないですか。だから持ってる日本の技術、たぶん、その応用が今なんか、もっともっと進んでいくと。今、需要下がってるって言うけど、なんか広がってんじゃないかなってね。

谷口さん
いや、もうこれこそ海外に誇れるものですよ。

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堀キャスター
本当に日本の紙の生産技術とか加工技術、世界からも高い評価を受けているということで、さらなる海外での展開も期待されるということです。