働き方の「課題」に寄り添う
この女子会の中で多く話題に挙がったひとつが“働き方”です。過去に社会福祉士として働いていて、自身も当事者であるピアスタッフ・みゆさんは、発達障害の当事者が抱える“働き方の課題”に寄り添ってきました。みゆさんに、どのような課題が寄せられるのか伺ってみました。
ピアスタッフ・みゆさん
“私は発達障害がありますよ”と伝えて障害者雇用枠で働くか、お給料がそれだと安いので一般雇用で働くか、というのが大きく分けて一番多く、あとはお給料の問題です。例えばお若い方だったら結婚もしたいし、結婚したら家族も作りたいしとなると、障害者雇用枠で働いていてもそれが望めないから一般就労枠で働いて、頑張って頑張って働いたけれどもやはり特性のためにうまくいかず、すごく苦労なさって結局は二次障害が生じるという。そこで次どうしようかというご相談もありますね
みゆさんによると、発達障害は見た目から症状はわからないので、職場ではサボっていると誤解されたり、ミスが多いと責められたりして休職する人も多く、今後は打ち明けてオープンで働くか、打ち明けずにこのまま一般就労で働くか、といった悩み相談が多く寄せられるといいます。
こうしたなかで、発達障害の当事者の方にとって、Neccoカフェのような第三の居場所があることで自分と向き合い受け入れる、自己受容の助けになるといいます。
ピアスタッフ・みゆさん
自分では自分の障害名は知っていても、どこかに相談に行くことで自分の障害がバレてしまうかもしれない、友達に会っちゃうかもしれない、近所の人が見てるかもしれない、という理由で行けないという方もいます。こういうNeccoカフェみたいな当事者カフェに来て、皆さんの経験などを聞くことで勇気を出して自己受容して、その結果、ちゃんとした支援を受けられる。長いスパンで考えると、結局それが一番だったかなというお話をよく伺います
Neccoカフェのような居場所があることで、一人ひとりが自分らしくいられる社会になることを切に願いました。今回は女子会をメインに取り上げましたが、普段は性別に関わらず誰でも利用できます。詳しくは「Neccoカフェ」のHPをご確認ください。
(TBSラジオ「人権TODAY」担当 : TBSラジオキャスター久保絵理紗)














