「やらせるか、やらせないか」ではなく『伴走する』

では、親はどのように関わればよいのでしょうか。

栁先生は、「ここはちょっと発想の転換です」と話します。

「やらせるとか、やらせないとかではなくて、挑戦する気持ちをどう支えるか」

例えば、何でも自分でやりたがる2歳には、まず「やりたい」という気持ちを受け止めることが大切だといいます。

牛乳を注ぐ場面なら、小さなコップを使ったり、途中までは自分でやって残りを手伝ったりすることで、「自分でできた」という実感につながります。

「伴走しつつ、サポートしてあげる」

一方で、失敗を恐れて動けない5歳には、最初の一歩を後押ししてあげることがポイントです。

もし牛乳をこぼしてしまっても、「ほら、言ったでしょ」と責めるのではなく、一緒に拭きながらリカバリーの方法を伝える。そうすることで、「失敗しても大丈夫」という安心感につながるといいます。

大切なのは、親がすべてをコントロールすることではなく、子どもの挑戦を支える存在になることなのです。